今まではBotから登録を行う際、kintoneのルックアップフィールドは利用できませんでした。
今回ルックアップフィールドに対応し、顧客マスタなどの別アプリから情報を取得して登録できるようになりました。
利用例
活動履歴登録チャットボットの設定例をご紹介します。
【kintoneアプリ画面】
Botのデータ登録先として、[活動履歴]アプリを用意します。
顧客名はルックアップフィールドを使用し、[顧客マスタ]アプリの情報を参照する設定を行いました。
部署名と担当者名は、ルックアップフィールド設定で「ほかのフィールドのコピー」に設定しています。
【Jobocoシナリオ設定画面】
設定画面にて各項目の設定を行います。
JobocoでAPIトークン認証を選択している場合は、ルックアップ元アプリ、ルックアップ参照先アプリそれぞれでAPIトークンを生成し、「,(カンマ)」区切りで入力します。
入力するフィールドを設定します。
顧客名の「入力項目の設定」をクリックします。
チャットボット上でルックアップの値を選択する時に表示する、ルックアップ参照先フィールドを選択できます。
今回は会社名を選択します。
【Bot画面】
Bot画面を開き、呼び出しフレーズを入力して活動履歴の登録を開始します。
顧客名の質問がきました。
10候補表示されるので、その中に該当する顧客名があればタップします。
今回は該当する顧客名がないので、検索する文字列を入力します。
候補が表示されるので、該当の顧客名を選択します。
その他の必要事項を入力し、「この内容で登録する」をタップして登録します。
【kintoneアプリ画面】
レコードが登録されました。
ルックアップフィールドや、ルックアップでコピーしたフィードにも値が入力されています。
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