kintoneの一覧を検索条件として最初から指定できる初期検索機能で、kintoneのログインユーザーを指定できるようになりました。
そのBotを利用しているユーザーのkintoneログイン名で初期検索をかけることができるので、検索の手間が減るだけでなく、本人のみに登録してもらうことが可能になります。
例えば、アルバイトの出退勤の記録をkintoneの[タイムカード]アプリで行っていた場合、アルバイトスタッフは今日の自分の出退勤報告をLINE WORKSから簡単に行うことができます。
設定方法
タイムカードチャットボットの設定例をご紹介します。
1つのチャットボットの中に、出勤用と退勤用2つの汎用検索シナリオを作成します。
【タイムカードアプリ】
【タイムカードbot】
kintoneで「今日のタイムカード」一覧を作成する
初期検索機能で使用するkintone一覧をあらかじめ作成します。
作成者が「ログインユーザー」、出勤日が「今日」という絞り込み条件で一覧を作成します。
一覧が作成されました。
Jobocoでシナリオを新規作成し、設定を行う
まずは出勤用のシナリオを作成します。
「汎用検索・更新」を選択し、各項目の設定を行います。
*詳しい設定方法については、汎用検索のシナリオ設定方法をご覧ください。
「初期検索条件」で、「一覧」にチェックを入れ、先ほどkintoneで作成した一覧を選択します。
- 直接入力の場合
初期検索したいkintoneのレコードをクエリで記述します。
(例)作成者 in (LOGINUSER()) and 日付 = TODAY()
「フィールドを更新」にチェックを入れ、「更新するフィールド」を指定します。
同様の手順で退勤用シナリオも作成します。
チャットボットで出退勤報告を行う
タイムカードbotのチャット画面を開き、出退勤の報告を行います。
呼び出しフレーズを入力します。
初期検索機能により、Botを利用しているユーザーが自動的に認識され、kintoneに保存してある今日の自分のタイムカードが検索されます。
「更新する」を選択し、出勤日時を入力します。
「今」や「今日」と入力するだけで入力した日付時刻が登録されます。
利用のポイント
- 位置情報を入力することで、どこから出退勤報告を行っているのか記録することが可能です。
1.チャット画面左下の「+」マークを選択します。
2.「位置を共有」を選択します。
3.「位置を共有」を選択すると登録ができます。
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